◎序
・「令和の移住」と、都道府県別新型コロナ感染者数が示すもの
◎四国地方からの北海道移住
・維新の志士たちも早くから移住・開拓構想掲げた土佐(高知県)
・移住・交流に多大な役割果たした阿波(徳島県)の北前船
・屯田兵として室蘭・旭川開拓に貢献した伊予(愛媛県)の人々
・六万人もの移住者数える讃岐(香川県)人の熱い思い
◎東北地方からの北海道移住
・悲惨・殉難の記憶残す津軽・南部藩(青森県)の苦闘
・農漁業の曙に足跡残す久保田藩(秋田県)の貢献
・アイヌ民族との交流も背景にあった南部藩(岩手県)からの移住
・養蚕「桑園」、大通公園創始に名を刻む庄内・米沢藩(山形県)
・本道開拓の先陣勤めた伊達仙台藩(宮城県)の多大な功績
・北方警備から余市、十勝、上川開拓実績の会津藩(福島県)
◎北陸地方からの北海道移住
・札幌経済の基盤築いた越後(新潟県)人の商売上手
・道北・十勝開拓に残る越中(富山県)魂の粘り強さ
・稲作・花き・畜産と幅の広さ見せる信州(長野県)の移住者
・小樽倉庫群に残る加賀(石川県)経済人のバイタリティー
・近代農業の楚築いた越前藩(福井県)からの多彩な人脈
◎関東・甲信地区からの北海道移住
・大規模農場中心に地域開拓進めた下野(栃木県)の移住者たち
・悪条件乗り越えて開拓精神貫いた上州(群馬県)の人々
・間宮林蔵らの地理情報も生かした常陸・水戸藩(茨城県)
・羊蹄山麓一帯の開拓担った甲斐(山梨県)の人々
・開拓とともに医療にも貢献あった上総・下総(千葉県)移住者
・開拓期に続き、大震災も契機となった江戸(東京都)からの移住
・石狩最良の原野・札幌の基礎づくり担った相模(神奈川県)
・少数ながらも道内各地に足跡残す武蔵国(埼玉県)の移住者
◎中部・近畿地方からの北海道移住
・成果実るは大正期までと苦労連続の駿府・伊豆国(静岡県)
・徳川一族の多彩な人材が各地に実績残す尾張・三河(愛知県)
・特産品開発、教育にも力注いだ美濃(岐阜県)の移住者
・機械化農業に心血注いだ伊勢・伊賀・志摩(三重県)の開拓者
・近畿圏との経済交流基盤築いた近江(滋賀県)からの人々
・丹波(京都府)からの移住地には同志社の精神も残る
・半ば強制もあった摂津・河内・和泉(大阪府)の移住実態
・故郷・移住地とも水害に悩まされた大和(奈良県)からの人々
・お家騒動も背景にあった摂津・但馬・播磨・淡路(兵庫県)
・北方防衛と開拓に励んだ紀伊の国(和歌山県)の人たち
◎中国・九州地方からの北海道移住
・強い県民意識、生活習慣残す因幡・伯耆(鳥取県)からの移住者
・多彩な人材輩出した出雲・岩見・隠岐(島根県)の移住団体
・宗教団体が推進、足跡残す吉備(岡山県)からの入地
・寒地稲作の先陣切った安芸・備後(広島県)からの人たち
・開拓と北辺警備に貢献した周防・長門(山口県)の移住者
・教育、心の拠り所も充実させた筑前・筑後(福岡県)の人々
・開拓使首脳陣から屯田兵まで一体となって貢献した肥前(佐賀県)
・酪農王国の基礎築いたリーダーたちを送った豊後(大分県)
・世界に冠たる馬産地発展させた肥前・肥後(長崎県、熊本県)の先人
・北海道開拓の陣頭に立った四人を輩出した薩摩藩(鹿児島県)
◎おわりに
◎参考文献と引用資料